白糸の滝
2021年 07月 02日
< #LEICA SL #VARIO-ELMARIT-SL 24-90mm 2017年 白糸の滝 >
今日の写真もアーカイブから・・・
富士山は独立峰とはいえあれだけの大きさだから、たくさんの雨水を蓄えて、地下深くに巨大な伏流水を持っている。
その伏流水は遥か山麓を下って、ずいぶん離れたところに湖や湧水として地上に現れるが、
やはり、その水量や勢いを一番に感じる場所は、白糸の滝だろう。
弧を描くようにカーブした巨大な崖の縁から、滝は轟音を上げて流れ落ちていて、
その迫力は、他に類をみない。
夢中になって撮影していたのはいいけれど、
はっと気がついたら、三脚もカメラもレンズも、そして自分自身もずぶぬれだった。
この芸当も、防塵防滴が万全なSLだったこそかもしれない。
ハッセルでは多分そうはいかなくて、次に行く機会があったらどうしたものか・・・なんて考えちゃったりする。
シンプルな機能のカメラが好きとはいえ、やっぱり性能が物を言う場面もあるわけで・・・・
そうか・・・いっそのこと、503CMにすればいいのかな?
電気系統をまったく使わない、正真正銘の機械式カメラならいいわけだ。
そういえば、昔、父が池の中にM3をぼちゃんと落として、そのまま乾かして使っていたっけなぁ・・・なんて思い出した。
それにしても、ちょうど今頃、梅雨の晴れ間の白糸の滝は、凄い水量だった。
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by izumi-suzuki
| 2021-07-02 21:02
| 光の風景