今回の上高地では あまりお天気には恵まれなかったのですが、
雲間から一瞬日が差して、森の木々の間からの光が 林道を歩く登山客を照らしました。
SLで写したら どんな感じに写ったかなと思うのですが、咄嗟に使えたのがバルナックだったので・・・
使うのに色々面倒の多いように思われるバルナックですが、実は使い方によっては 素早く撮影できるカメラでもあります。
さて・・・・
私のバルナックで撮影すると 若干前方にピントが来ているように思えます。
レンズの距離計はM10で試してみて狂いはないので、カメラの距離計に問題があるのでしょうか。
古いカメラなので、ライカのメカニックでは検査や調整ができず、専門の修理屋さんにお願いするしかないようなのですが、
費用もかかるし・・・・しばらくは このままで使おうかな?
それで、とりあえず 深度の深いレンズをつけることにし、
AVENON 28mm f3.5
Canon 28mm f2.8
の二つのレンズを試してみることにしました。
どちらも、国産のLマウント、小さくて軽くて バルナックにはぴったりのサイズ。
( 本当は 沈胴式の50mmエルマーを付けていた方が見た目はかっこいいのですが・・・(笑) )
f8で ピント目盛を 3mに合わせておくと、深度はおおよそ 1.5m から無限大
f5.6で ピント目盛を 5mに合わせると 深度は おおよそ 2m から無限大まで
露出さえ事前に合わせていれば、古いカメラでもレンジファインダーですから、かなり素早く撮影していけますし、
なにより、ピントのずれがほとんど気になりません。
今回の 写真のレンズは ABENON 28mm f3.5 の方を使用しています。
バルナックは デジタルに甘やかされた身にとっては どうしても操作が煩雑で、その為に撮影を失敗することもあるのですが
こうやって少しだけ手間を省いていくと 楽に撮影ができるようになって ハードルが低くなります。
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