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poco a poco

photograph


by izumi

バルナックで写す * 2




バルナックで写す * 2_b0267227_13523140.jpg





今回の上高地では あまりお天気には恵まれなかったのですが、

雲間から一瞬日が差して、森の木々の間からの光が 林道を歩く登山客を照らしました。




SLで写したら どんな感じに写ったかなと思うのですが、咄嗟に使えたのがバルナックだったので・・・



使うのに色々面倒の多いように思われるバルナックですが、実は使い方によっては 素早く撮影できるカメラでもあります。






さて・・・・


私のバルナックで撮影すると 若干前方にピントが来ているように思えます。

レンズの距離計はM10で試してみて狂いはないので、カメラの距離計に問題があるのでしょうか。


古いカメラなので、ライカのメカニックでは検査や調整ができず、専門の修理屋さんにお願いするしかないようなのですが、


費用もかかるし・・・・しばらくは このままで使おうかな?



それで、とりあえず 深度の深いレンズをつけることにし、

AVENON 28mm f3.5

Canon 28mm f2.8

の二つのレンズを試してみることにしました。



どちらも、国産のLマウント、小さくて軽くて バルナックにはぴったりのサイズ。

( 本当は 沈胴式の50mmエルマーを付けていた方が見た目はかっこいいのですが・・・(笑) )




f8で ピント目盛を 3mに合わせておくと、深度はおおよそ 1.5m から無限大

f5.6で ピント目盛を 5mに合わせると  深度は おおよそ 2m から無限大まで


露出さえ事前に合わせていれば、古いカメラでもレンジファインダーですから、かなり素早く撮影していけますし、

なにより、ピントのずれがほとんど気になりません。





今回の 写真のレンズは ABENON 28mm f3.5 の方を使用しています。






バルナックは デジタルに甘やかされた身にとっては どうしても操作が煩雑で、その為に撮影を失敗することもあるのですが


こうやって少しだけ手間を省いていくと 楽に撮影ができるようになって ハードルが低くなります。
















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by izumi-suzuki | 2018-11-13 14:39 | バルナック ⅢC