2012年 10月 01日

Maman

六本木ヒルズの象徴ともいえる森タワー、そしてその前に拡がる66プラザの中央に据えられた、高さ10mあまりの“蜘蛛のオブジェ”。
誰もが目にとめるヒルズの主役ですが・・・・このオブジェを作ったのは「ルイーズ・ブルジョワ」という女流彫刻家であること、そして、このヒルズの作品が作られた時、彼女が92歳であったことは、あまり知られていないでしょう。
お腹に大理石の卵を抱えたこのアートは、その名も“Maman”と名付けられているのです。
ちょっとグロテスクでありながらも、ヒルズの夜景の中で十二分の存在感を示し、人々の集いの中心となっている“母なる蜘蛛”は、眩い光の渦の中に巨大な影を落としていました。

b0267227_0352850.jpg


この「ルイーズ・ブルジョワの蜘蛛」は、同型のオブジェが世界9カ国に存在します。
  ニューヨーク・・・・・・・・・・・グッゲンハイム美術館
  カナダ・・・・・・・・・・・・・・・・・カナダ国立美術館
  スペイン・・・・・・・・・・・・・・・ビルバオ・グッゲンハイム美術館
  ロンドン・・・・・・・・・・・・・・・・テートモダン美術館
  サンクトペテルブルグ・・・・ブルクエルミタージュ美術館
  韓国・・・・・・・・・・・・・・・・・・サムスン美術館
  etc・・・・

卵を抱えた“Maman”は、世界中で人々を見守っているのかもしれません。


[M9 summicron 35mm f2.0 8elements Wetzlar]

by izumi-suzuki | 2012-10-01 00:49 | * Gallery  | Comments(8)
Commented by k7003 at 2012-10-01 08:29
六本木ヒルズにもですか! ルイーズ・ブルジョワ大好きなボクは、機会ある毎に神戸市のエライサンに、ぜひぜひ、と言っているのですが、きいてくれません。(-_-)
しか〜し、いつもながら、summicron 35mm f2.0 8elements Wetzlar、すばらしい描写ですね。(^_^)v
Commented by Scottts at 2012-10-01 09:19
仕事でよく行く場所ですが、昼に見るのと随分感じがちがいますね。92才の彫刻家だったのですか。上から照らすライトにクモの線が増幅されて動きそうな迫力。
そのコントラストがいいですね。↓の待ち合わせの女性の不マートフォンに映える顔、足のクロス、すこし心配そうな気持ちがうかがわれますね。好きな人風景です。
Commented by akirasoftil at 2012-10-01 17:36
ここに行くと、必ずと言っていいほど、このオブジェを撮りますが、92歳ですか!
確かにグロテスクではありますが、決して下品ではないのですよねぇ。
それはやっぱり作家の方の非凡な才能の表れなのでしょうね。
Commented by tullyz2 at 2012-10-01 21:53
蜘蛛の陰がなんとも不気味ですね^^
人間たちのくつろいだ様子とは対照的です。
92歳でこれだけのものを作るエネルギーってすごいですね。
最近はズミクロンに凝っちゃている感じですか^^
Commented by izumi-suzuki at 2012-10-02 19:23
k7003さん・・・・ルイーズ・ブルジョワ、お好きなんですね。 個性的な作品が多いですよね。 72歳からメジャーになったと聞いていますけれど、本当に大器晩成というか・・・・年をとられてからのパワーに圧倒されます。  2010年に亡くなられた時も、個展の準備をしながらということですから、最後まで全力疾走の方ですね。
Commented by izumi-suzuki at 2012-10-02 19:29
Scotttsさん・・・・昼とは感じがちがうでしょう?  大分前から、夜のMamanを撮りたいと思っていたのですが、やっと撮りにいけました。  「もし、地球にエイリアンがやってきて人間と仲良くしたら、こんな感じに交流するのかなぁ。」というイメージです。  ↓の写真、きっとScottさんのお好みじゃないかなと思っていましたけれど・・・やっぱりで、嬉しいです。
Commented by izumi-suzuki at 2012-10-02 19:32
akirasoftilさん・・・・本当に非凡な才能の彫刻家ですね。一見怖い感じもするけれど、じっと見ていると確かにMamanのイメージで優しさと包容力に溢れているように思えます。  
Commented by izumi-suzuki at 2012-10-02 19:36
tullyz2さん・・・・92歳のエネルギー、素晴らしいです。こんな風に生きられたらいいと思うけど、凡人には無理かなぁ・・・
ズミクロンに凝っちゃっているわけではなくて、なんとなく付けっぱなしなの。 いろいろ工夫しないといけないんでしょうけど・・・35mmが使いやすいっていうこともあります。  反省して、真面目に撮影しま~す。
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